こんにちは。切粉ラボ、運営者の「Maka」です。
面取りの図面指示を調べていると、C1と1×45°の違い、穴の面取り、糸面取り、R面、全周の指示、面取り不可など、似た表現が次々に出てきます。
最初に結論をいうと、45°の一般的な面取りは「C1」や「1×45°」、45°以外は「2×30°」のように寸法と角度を明示します。丸みを付ける場合は「R0.5」、軽く角を落とすだけなら「糸面取り」などと指示します。
ただし、穴の片側だけなのか両側なのか、部品の全周なのか特定の角だけなのかが分からなければ、同じC0.5でも加工者によって解釈が変わることがあります。図面では、面取りの大きさだけでなく、対象範囲と目的が伝わる書き方が重要です。
この記事は、製造業で20年以上、NC旋盤加工に10年以上携わり、数値制御旋盤1級・機械加工特級を取得しているMakaが、設計側と加工側で認識がズレやすい面取り指示を現場目線で整理しています。

この記事では、面取りの基本だけでなく、穴、複数穴、全周、途中までの面取り、非対称面取り、面取り不可の書き方まで具体例で整理します。

- 面取りの図面指示をすぐ確認できる早見表
- C面・R面・糸面取り・バリ取りの違い
- 穴・全周・複数箇所・途中までの記入例
- 指示なき角部、面取り不可、公差の考え方
- 面取りゲージやC面ノギスによる測定方法
面取りの図面指示を早見表で確認
45°のC面は「C」、45°以外は寸法と角度、丸みは「R」で表します。軽いバリ取りと、寸法を保証する面取りは分けて考えます。
| 指示したい内容 | 図面の記載例 | 注意点 |
|---|---|---|
| 45°の面取り | C0.5、C1、C2 | Cの数値は通常、斜面そのものの長さではない |
| 寸法と角度を明示 | 1×45° | 社外図面などで意味を明確にしやすい |
| 45°以外の面取り | 2×30° | C2とは書かず、角度を明示する |
| 丸みを付ける | R0.5、R2 | C面とは別形状 |
| 軽く角を落とす | 糸面取り | 共通の厳密な寸法はない |
| バリだけを除去 | 有害なバリなきこと | C寸法の保証とは異なる |
| 角を残す | 面取り不可、ピン角のこと | 必要なら許容Rや欠け量も明示する |
| 全体へ一括適用 | 指示なき外周角部はC0.5 | 適用除外を個別に示す |
この表は基本的な考え方です。実際の図面では、社内製図規定、取引先のルール、使用するCAD、部品の機能に合わせて表記を統一してください。
「C0.5」と書くだけでは、どの角を面取りするのか分からない場合があります。対象となるエッジへ引出線を付けるか、適用範囲が分かる注記を併記することが大切です。
C面・R面・糸面取りの違い
面取りとは、部品の鋭い角や隅を落として、斜面や丸みを付ける加工です。主な目的は、作業者のけが防止、バリの除去、組立性の向上、角欠けの防止、外観の改善などです。
ただし、実務では「面取り」という言葉が、C面、R面、糸面取り、バリ取りをまとめた意味で使われることがあります。図面では、それぞれを区別しないと完成形状があいまいになります。

C面取りは角を斜めに落とす
C面取りは、直角の角部を平らな斜面にする加工です。図面ではC0.5、C1、C2などと表し、一般的には45°の面取りとして扱います。
たとえばC1なら、元の角から隣り合う二つの面に沿って、それぞれ1mmの位置を結ぶ45°の斜面を作るイメージです。
C面取りは、軸やピンを穴へ入りやすくする導入、ボルト穴入口のバリ除去、鋭利な外周角部の安全対策などに使われます。
R面は半径で丸める形状
R面は、角部へ半径を持つ丸みを付ける形状です。R0.5なら半径0.5mm、R3なら半径3mmの円弧で丸めます。
現場では「R面取り」と呼ぶこともありますが、図面上では、直線的な斜面を作るC面と、円弧を作るR面は別の要求です。
R面は、手で触れる部分の安全性、外観、接触状態の安定、応力集中の緩和などを目的として選ばれます。ただし、機能上重要なRは、一般的な角落としとして扱わず、寸法と公差を個別に決める必要があります。
糸面取りは軽いエッジブレーク
糸面取りは、目立たない程度に角を軽く落とす処理です。バリ取りやエッジブレークに近い意味で使われますが、全国共通で「糸面取りは何mm」と決まっているわけではありません。
そのため、図面に「指示なき角部は糸面取り」とだけ書いた場合、加工者によって角の落とし量が変わる可能性があります。

寸法保証が必要な場所に、糸面取りだけを使うのは避けた方が安全です。
組立性や接触状態に影響する場所、シール面、基準面、摺動部、位置決めに使う角などは、C0.2、C0.5、R0.3のように具体的な寸法を入れた方が認識を合わせやすくなります。
| 項目 | C面 | R面 | 糸面取り |
|---|---|---|---|
| 形状 | 直線的な斜面 | 円弧状の丸み | 軽い角落とし |
| 代表表記 | C1、1×45° | R0.5、R3 | 糸面取り |
| 寸法の明確さ | 明確 | 明確 | あいまいになりやすい |
| 主な目的 | 組立導入、角除去 | 安全性、接触、応力緩和 | 軽いバリ取り |
| 検査 | ゲージ、C面ノギスなど | Rゲージ、輪郭測定など | 目視や社内基準になりやすい |
バリ取りと面取りは同じではない
バリ取りは、加工によって発生した不要な突起や鋭利な部分を除去する作業です。一方、C1やR0.5などの面取り指示は、完成品に残す形状と寸法を定義します。
「バリなきこと」と書いても、C0.5の形状が保証されるわけではありません。逆に、C0.5を指示しても、面取り周辺に有害な二次バリが残る場合があります。
そのため、必要に応じて、形状指示とバリに関する要求を分けて記載します。
例:C0.5 かつ 有害なバリなきことバリの発生原因や、入口バリ・出口バリを加工条件から改善したい場合は、切削加工のバリ原因と対策で詳しく整理しています。
面取りの図面での書き方
C1と1×45°の違い
C1と1×45°は、45°の一般的な面取りでは、ほぼ同じ形状を表すために使われます。
C1は短く記載でき、量産部品や社内図面でよく使われます。1×45°は寸法と角度が直接見えるため、社外加工、海外図面、教育用図面などで意図を伝えやすい表記です。
図面を見る相手が普段C表記を使っているならC1で十分な場合が多いです。一方、角度まで誤解なく伝える必要があるなら、1×45°の方が分かりやすいことがあります。
C面の寸法はどこの長さか
C面で迷いやすいのが、「C1の1mmは斜面そのものの長さなのか」という点です。
一般的な45°のC面では、Cの数値は元の角から隣接する面に沿って落とした寸法として扱います。斜面そのものの長さではありません。
45°のC面の斜面長さは、理論上「C寸法×√2」です。C1なら斜面長さは約1.41mmですが、図面のC1が示す寸法は1mmです。
通常のノギスで斜面長さだけを測り、C1かどうかを直接判断すると、測定対象を取り違える可能性があります。C面測定用のゲージやノギスを使う場合も、どの寸法を表示している工具なのかを確認してください。
45°以外は寸法と角度を明示する
30°、20°、60°など、45°以外の面取りを指示する場合は、C記号だけでは角度が伝わりません。
例:2×30°このように、基準となる長さと角度を併記します。どちら側の面を基準にした寸法と角度なのかが分かりにくい場合は、断面図や詳細図を追加してください。
場所別に見る面取りの図面指示例
面取りは、寸法だけでなく、どの場所へ適用するかを明確にする必要があります。ここでは、検索されることが多い指示例を場所別に整理します。

穴の面取りは片側・両側・穴数を明確にする
穴の面取り指示で最も起こりやすいのが、入口側だけなのか、貫通穴の両側なのかという認識違いです。
穴の入口だけをC0.5にする場合は、対象となる面側へ引出線を付けます。両側を面取りする場合は、断面図で形状を示すか、「両側C0.5」と明記します。
複数の同じ穴がある場合は、穴数と面取り数を合わせて示します。
例:4-φ10、4-C0.5(入口側)ただし、CADや社内ルールによって個数表記の方法が異なるため、穴加工の指示と面取りの指示が同じ4か所を示していることが分かるように配置してください。
皿ねじ用の皿穴は、単なるバリ取りのC面ではありません。ねじ頭の角度や座面位置が機能に関係するため、皿穴径、角度、深さなど必要な情報を個別に指示します。

四角形や外周全体の面取り指示
四角形の四隅や部品の外周全体を面取りする場合は、個別の引出線を減らすために一般注記を使うことがあります。
指示なき外周角部はC0.5 指示なき角部は糸面取りこのとき、「外周角部」に穴の入口や溝の角まで含むのかは、図面だけでは分かりにくいことがあります。
穴、溝、基準面、シール面などを対象外にしたい場合は、注記の適用範囲を限定するか、対象外の部分へ「面取り不可」などを個別に記載します。
途中までの面取りは範囲を寸法で決める
長い部材の一部だけを面取りする場合や、開口部の途中まで面取りする場合は、面取りの開始位置と終了位置を寸法で示します。
「このあたりまで」「途中までC1」のような表現では、加工者も検査者も同じ位置を判断できません。
例:C1 範囲 L=20端部からの距離、中心からの距離、基準面からの距離など、再現性のある基準から範囲を決めます。必要に応じて詳細図や部分拡大図を追加します。
部材の接触面を面取りしない場合
位置決め、シール、当たり、基準取りに使用するエッジは、わずかな面取りでも機能に影響する場合があります。
このような場所には、面取り不可、ピン角のこと、エッジ維持など、角を残す意図が分かる指示を入れます。
完全な理論上の鋭角は、工具の刃先R、摩耗、欠け、バリなどの影響で再現が難しい形状です。機能上重要なら「面取り不可」だけでなく、許容するRや欠けの限界も検討してください。
指示なき角部の注記と注意点
図面上のすべての角へC0.5などを個別に記載すると、線や文字が重なり、図面が読みにくくなります。そのため、表題欄付近や一般注記を使って一括指示する方法があります。
| 注記例 | 伝わる内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 指示なき外周角部はC0.5 | 外周の未指示角へC0.5を適用 | 穴・溝・内側角部を含むか確認 |
| 指示なき角部は糸面取り | 未指示角を軽く落とす | 落とし量はあいまい |
| 有害なバリなきこと | 安全性や組立性を損なうバリを除去 | バリの合否基準を決めたい |
| 指示なき角部はC0.2以下 | 角落としの上限を設ける | 下限が必要な機能部には不十分 |
| 面取り不可 | 角を意図的に残す | 許容R・欠け量も検討 |
一括指示で大事なのは、適用除外を忘れないことです。
たとえば、「指示なき外周角部はC0.5」と書いたうえで、位置決めに使う特定のエッジには「面取り不可」と個別に入れます。これにより、安全性を確保しながら、機能上必要な角を守れます。

一括指示は便利ですが、「全部の角」という意味に見えないよう、対象範囲を具体的に書くのがポイントです。
面取り指示に関係するJISとISO
図面の面取り指示には、機械製図、エッジ、普通公差、表面性状など複数の規格が関係します。
すべてを暗記する必要はありませんが、C面の形状を指示しているのか、形状を定義しないエッジ状態を指示しているのかは分けて考える必要があります。
| 規格 | 面取り指示での主な関係 |
|---|---|
| JIS B 0001:2019 | 機械製図全般の基本 |
| JIS B 0051:2023 | 形状を定義しないエッジの寸法指示 |
| ISO 13715:2017 | 形状を定義しないエッジの国際規格 |
| JIS B 0701:1987 | 切削加工品の面取り及び丸みの値 |
| JIS B 0405:1991 | 個別公差のない長さ寸法・角度寸法の普通公差 |
| JIS B 0419:1991 | 個別指示のない形体の普通幾何公差 |
| JIS B 0031:2003/追補1:2022 | 表面性状の図示方法 |
C1と形状を定義しないエッジ指示は別
C1や1×45°は、完成品に残す面取り形状を定義する指示です。
一方、JIS B 0051やISO 13715が扱う形状を定義しないエッジでは、理想エッジに対して材料が残る側、除去される側など、エッジの許容状態を表します。
つまり、正確な45°の斜面を作らせたい場合と、エッジのバリや欠けを管理したい場合では、指示の目的が異なります。
JIS B 0051は2023年に改正されています。旧版を前提にした社内資料や解説もあるため、実際に適用する際は最新版の規格本文と取引条件を確認してください。
普通公差の読み方については、普通公差の図面指示とJISの読み方で詳しく整理しています。
面取りだけでなく、寸法の入れ方、公差、表面粗さ、投影法などをまとめて確認したい場合は、機械製図の解説書を手元に置く方法があります。ネット検索で個別に調べるよりも、関連するルールを順番に確認しやすくなります。
※リンク先で書籍の内容、対応する規格、版、価格、在庫状況をご確認ください。
面取り公差の決め方
図面にC1と記載した場合、実際の面取りが何mmまで許されるのかも考える必要があります。
面取り寸法に個別公差がなく、図面にJIS B 0405-mなどの普通公差が指定されている場合は、面取り部分に適用される普通公差を確認して合否を判断することがあります。
ただし、普通公差が指定されていない図面で、加工者が自動的にJIS B 0405-mを適用してよいとは限りません。会社標準、客先仕様、過去の取り決めなども確認が必要です。
0.5mm未満など、使用する普通公差表の適用範囲外となる面取り寸法では、必要に応じて個別公差を記載します。
| 面取りの目的 | 公差の考え方 | 追加指示の例 |
|---|---|---|
| 軽いバリ取り | 厳密なC寸法を求めない | 有害なバリなきこと、糸面取り |
| 組立導入 | 必要な最小C幅を確保 | C0.5以上、個別公差 |
| シール・当たり | 形状と寸法を個別管理 | C寸法、角度、公差、粗さ |
| 外観 | 面取り幅の見た目をそろえる | 個別公差、外観基準 |
| 角を残す | 過大な角落としを防ぐ | 面取り不可、R上限 |
また、C面の位置や姿勢まで機能に影響する場合は、単純なC寸法だけでは要求を表せないことがあります。必要に応じて、幾何公差の基本と図面での考え方も確認してください。
面取りに厳しい公差を付けるほど、加工条件の調整、専用測定、検査記録などの工数が増えます。設計段階で、本当に必要な精度と検査可能性を確認することが大切です。
面取りの検査と測定方法

面取りの測定方法は、何を保証するかによって変わります。
現場での簡易確認には面取りゲージ、C寸法の数値確認にはC面ノギスが使われます。より正確な断面形状や角度を確認する場合は、輪郭形状測定機などが候補になります。
| 測定方法 | 向いている対象 | 注意点 |
|---|---|---|
| 面取り測定ゲージ | 現場での簡易確認 | ゲージとの当たりや目視判断に差が出る |
| C面ノギス | C寸法の数値確認 | 押し当て方や測定位置を統一する |
| C面・R面対応ノギス | C面とR面が混在する部品 | 対応する形状と範囲を確認する |
| Rゲージ | R形状の比較確認 | 隙間の見方に個人差が出る |
| 輪郭形状測定機 | 角度、距離、R、断面形状 | 測定ラインと固定姿勢が重要 |
| 三次元測定機 | 大きなC面、位置、モデル比較 | 小さい面取りは測定点が不足しやすい |
| 非接触測定 | 微細形状、比較評価 | 反射、測定条件、解析方法に注意 |
測定で重要なのは、測定器の種類だけではありません。どの位置へ、どの姿勢で測定器を当て、どの基準で合否を判断するかを決める必要があります。
通常のノギスで穴径を確認するときは、内側ジョウが穴入口の面取り部分だけに当たらないよう注意が必要です。基本的な当て方は、ノギスの目盛りの読み方で確認できます。
面取り面に表面粗さの要求がある場合は、C寸法とは別に表面性状を指示します。RaやRzの考え方は、表面粗さの目安と図面記号の見方で整理しています。
加工途中の簡易確認には面取り測定ゲージ、C面の寸法を数値で確認したい場合はC面ノギス、C面とR面の両方を確認する場合は対応する専用ノギスが候補です。
加工した面取りとゲージの形状を照らし合わせて、C面の大きさを素早く確認する工具です。細かな寸法保証より、加工途中の目安確認に向いています。
- C面の大きさを素早く確認したい
- 現場へ持ち運びたい
- 加工途中の簡易チェックに使いたい
一般的なノギスでは測りにくいC面取り部分へ専用の測定子を当て、C寸法を数値で確認する工具です。
- C寸法を数値で確認したい
- 同じ形状を繰り返し測定したい
- 加工と検査で測定方法をそろえたい
C面とR面の両方を確認できる測定工具です。複数種類の角部形状を測る現場で候補になります。
- C面とR面の両方を確認したい
- 複数形状の部品を測定する
- 測定工具を集約したい
※測定できる形状、角度、測定範囲、最小読取値、内径への対応は商品によって異なります。購入前にリンク先の商品仕様をご確認ください。専用工具の測定値が、そのまま図面要求の保証になるとは限りません。
面取りの図面指示でよくある質問
45°の一般的なC面では、元の角から隣接する面に沿って落とした寸法を確認します。斜面そのものの長さではありません。C1の斜面長さは理論上約1.41mmですが、図面のC寸法は1mmです。
45°の一般的な面取りでは、ほぼ同じ形状を表します。C1は簡潔で、1×45°は寸法と角度が直接分かる表記です。取引先や社内の製図ルールに合わせて使い分けます。
片側だけの場合は対象面へ引出線を付けます。両側の場合は断面形状を示すか、「両側C0.5」のように両側であることを明記します。
穴数、穴径、面取り数、対象面が分かるように記載します。たとえば「4-φ10、4-C0.5(入口側)」などです。ただし、個数表記は社内規格に合わせてください。
「指示なき外周角部はC0.5」など、適用する範囲が分かる注記を使用します。穴、溝、内側角部、基準エッジを含むかどうかも明確にします。
糸面取りに全国共通の厳密な寸法はありません。軽いバリ取りやエッジブレークを意味することが多いため、寸法保証が必要ならC0.2、C0.5など具体的な数値を指示します。
「面取り不可」「ピン角のこと」など、角を残す意図が分かる注記を入れます。機能上重要な場合は、許容R、欠け、バリの限界も検討します。
C面とR面では完成形状が異なります。どちらでも機能上問題がないことを確認したうえで、許容する形状と上限値を個別に図示または注記します。
バリ除去の要求にはなりますが、C面の大きさや角度を保証する指示にはなりません。必要な形状がある場合は、C0.5などの寸法指示と分けて記載します。
開始位置、終了位置、面取りする長さを、基準面などから寸法で示します。必要に応じて詳細図や部分拡大図を追加します。
図面の面取り指示のまとめ
図面の面取り指示では、C1やR0.5などの数値だけでなく、どの場所へ、どの範囲で、何のために適用するのかを伝えることが重要です。
図面の面取り指示で押さえるポイント
現場でトラブルになりやすいのは、設計側が正確なC面を求めているのに、加工側が軽いバリ取りと判断してしまうケースです。反対に、バリ取りだけでよい場所へ厳しいC面公差を付けると、加工や検査のコストが増えます。
設計意図、図面表記、加工方法、検査方法をつなげて考えることで、小さな面取りでも認識違いを減らせます。
使用する測定工具を比較したい場合は、面取り測定ゲージ・C面ノギスの選び方へ戻って確認できます。
規格は改正されることがあります。実際に図面へ適用する場合は、JIS検索、規格本文、社内規格、取引先仕様の最新版をご確認ください。品質保証や契約仕様に関わる最終判断は、設計・製造・品質保証の関係者で行ってください。


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