こんにちは、切粉ラボです。
このページは、機械加工(切削・穴加工・仕上げ・安全・図面の読み取り)で 「あれ、これって根拠どこだっけ?」となったときに、すぐ戻って来られる “地図(クッションページ)”として作りました。
ここに載せているのは、個人ブログの体験談ではなく、公式・公的機関・大手メーカーなどの一次情報だけです。
つまり「迷ったらここ」→「目的の一次情報へ」→「また切粉ラボの記事で理解を深める」という流れを作るためのページです。
このページの使い方
まずはあなたが「何で困っているか」を決めましょう。以下の目的別ショートカットから入るのが一番早いです。
「今すぐ確認したい」→「一次情報へ」/「理解を深めたい」→「切粉ラボ内の関連記事へ」…という順番で使ってください。
目的別ショートカット(クリックで該当セクションへ)
- 図面・規格(JIS)を確認したい
- 安全・リスク対策を固めたい(公的機関)
- 切削条件・工具選定の根拠が欲しい(メーカー公式)
- もっと深掘りしたい(研究・技術DB)
- 切粉ラボ内のおすすめ導線(次に読む記事)
そもそも「一次情報」ってなに?(超初心者向け)
一次情報は、ざっくり言うと「その話の大元(公式の情報)」です。
たとえば…
- JIS:図面記号・用語・測定などの基準(「ルールの本家」)
- 厚生労働省:安全や災害防止の公式資料(「安全の本家」)
- 工具メーカー:切削条件・工具の使い方・推奨値(「工具の本家」)
- 研究機関:技術の根拠・最新の研究(「科学的な裏付け」)
切粉ラボでは、現場で使える形に噛み砕きつつ、必要なところは一次情報に戻れるようにすることで、読み手の安心感と理解を最大化します。
図面・規格を確認したい人(JIS)
図面の記号、表面粗さの表記、用語の意味、測定のやり方…。
こういう「基準があるもの」は、まずJIS(日本産業規格)に戻るのが最短で確実です。
ただし、初心者はここでつまずきやすいので、まずは「検索→該当規格を特定→必要な部分だけ確認」という順で行きましょう。
JIS検索(JISC:日本産業標準調査会)
公式 まずはここ。JISを検索して存在を確認する用途で使いやすいです。
こんなときに使う
- 図面に出てきた記号・用語の規格番号を知りたい
- 「これってJISがあるの?」を確認したい
- 表面粗さ・寸法公差・測定に関する基準の出どころを押さえたい
超初心者向け:JIS検索のやり方(3ステップ)
- キーワードを入れる(例:表面粗さ/粗さ/切削/工具/ねじ/穴/公差 など)
- 関連しそうな規格番号をメモする(「JIS B 〜」みたいな形)
- その規格番号を使って、必要なら次の「JSA(日本規格協会)」側で詳細を探す
ポイント:最初から全部読もうとしないでOKです。
まずは「規格番号とタイトル」が分かるだけで、会話も調査も一気に進みます。
JIS規格検索(JSA:日本規格協会 Webdesk)
公式 JISの「内容を探す」「規格の詳細に当たる」側の入口です。
JISCで規格番号を把握したら、こちらでより具体的な情報に近づくイメージです。
こんなときに使う
安全・リスク対策を固めたい人(公的機関)
機械加工は、工具・ワーク・切粉・回転体・クーラントなど、危険源が多い世界です。
だからこそ、安全の話は「個人の経験」だけで終わらせず、公的機関の資料(一次情報)で“型”を持っておくのが強いです。
ここでは「安全管理をどう考えるべきか」「社内でどう説明すべきか」に使える資料を厳選しました。
事故が起きてからでは遅いので、新人教育の導入資料としてもかなりおすすめです。
厚生労働省:機械設備のリスクアセスメントマニュアル(PDF)
公的 「危ないから気をつけよう」ではなく、危険を洗い出して対策を決めるための考え方がまとまっています。
現場で安全を“仕組み化”したい人に強い一冊です。
こんなときに使う
- 安全対策を「個人の注意」から「手順」にしたい
- 危険源(回転・挟まれ・飛散など)を整理して説明したい
- 新人教育で「まず何を見せる?」を決めたい
切粉ラボ流の読み方(迷わないコツ)
- まずは「危険源の洗い出し」の章を読む
- 次に「対策の優先順位(可能なら設備側で防ぐ)」の考え方を押さえる
- 最後に現場の作業に合わせて「チェックリスト化」する
安全は「やってるつもり」になりやすいので、公式の枠組みを持つのが強いです。
ブログで安全記事を書くときも、ここにリンクしておくと説得力が段違いになります。
経済産業省(METI):機械加工工程の管理マニュアル(PDF)
公的 加工工程をどう管理するかがまとまった公的資料です。
「現場の段取り」「工程管理」「品質」といった、加工を安定させるための考え方を組み立てたいときに役立ちます。
こんなときに使う
切削条件・工具選定の根拠が欲しい人(メーカー公式)
ここが、切粉ラボの読者に一番刺さるところだと思います。
切削条件や工具選定は、現場ではどうしても「人の経験」に頼りがち。もちろん経験は大事です。
ただ、初心者が最短で上達するには、まずメーカー公式の技術情報を“出発点”にするのが一番早いです。
このセクションでは、工具メーカーや加工技術の大手が公開している「基礎」「条件」「考え方」のページをまとめました。
切粉ラボの記事を読む前後でここに戻れば、理解が一気に深くなります。
Sandvik Coromant:加工公式・定義(Machining formulas & definitions)
メーカー 「送り」「回転数」「切削速度」「切込み」など、加工の基礎になる公式と用語の定義を確認したいときに便利です。
計算で迷ったら、まずここを見て“言葉のズレ”を無くすのがおすすめです。
こんなときに使う
三菱マテリアル:切削工具 技術資料(テクニカル情報)
メーカー 工具の種類や使い方、考え方を体系立てて学ぶのに向いています。
「なんとなく選んでる工具」を卒業したい人は、一度ここを通ると世界が変わります。
こんなときに使う
OSG:切削条件の基礎(FAQ/技術情報)
メーカー 「切削条件って結局どう決めるの?」という初心者の疑問に、比較的やさしい形で答えてくれる入口です。
とくに穴加工系(ドリル・タップ・リーマなど)を扱うなら、メーカー一次情報の参照先として非常に便利です。
こんなときに使う
住友電工ハードメタル:技術論文集(Technical Reviews)
メーカー もう一段深く「材料」「工具」「加工現象」を理解したい人向け。
ブログの解説に“重み”を持たせたいとき、論文・レビュー系の一次情報は強い味方です。
こんなときに使う
もっと深掘りしたい人
「なんとなく分かった」から一歩進んで、加工現象を理解して再現性を上げたい人向けです。
ブログ記事は“分かりやすさ”が命ですが、深掘りするときは研究機関や技術DBが頼りになります。
産業技術総合研究所(AIST):先進製造プロセス研究など
研究機関 日本の大きな研究機関です。製造・加工に関する研究テーマのページは、技術の方向性や背景を掴むのに役立ちます。
こんなときに使う
ものづくり.org:加工技術データベース(DMRC DB)
技術DB 加工技術を体系的に整理したデータベースです。
「調べたいテーマが決まっている」人が使うと強いです(切削・研削などの入口にもなります)。
こんなときに使う
切粉ラボ内のおすすめ記事
公式・一次情報リンク一覧
JIS・規格
- JIS検索(JISC:日本産業標準調査会)
https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch.html - JIS規格検索(JSA:日本規格協会 Webdesk)
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0270/
安全・工程管理
- 経済産業省(METI):機械加工工程の管理マニュアル(PDF)
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/information/pdf/manage_h18fy/manage1.pdf - 厚生労働省:機械設備のリスクアセスメントマニュアル(PDF)
https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/001403315.pdf
メーカー技術資料
- Sandvik Coromant:Machining formulas & definitions(加工公式・定義)
https://www.sandvik.coromant.com/ja-jp/knowledge/machining-formulas-definitions - 三菱マテリアル:切削工具 技術資料(テクニカル情報)
https://www.mmc-carbide.com/jp/technical_information/tec_rotating_tools/technical - OSG:切削条件の基礎(FAQ/技術情報)
https://faq.osg.co.jp/category/show/46?site_domain=default - 住友電工ハードメタル:技術論文集(Technical Reviews)
https://www.sumitool.com/library/technical-reviews/
研究・技術DB
- 産業技術総合研究所(AIST):研究テーマ(例)
https://unit.aist.go.jp/am-ri/research-theme/trib-01.htm - ものづくり.org:加工技術データベース(DMRC DB)
加工技術データベースへようこそ
免責
このページは、機械加工に関する一次情報へのリンクを整理したものです。
実際の加工条件や安全対策は、設備・材料・工具・作業環境・社内ルールによって変わります。
最終判断は、現場の状況確認とメーカー公式情報、必要に応じて有資格者・管理者の指示に従ってください。
最後に
切粉ラボは、現場で役立つことを最優先に、できるだけ分かりやすく噛み砕きます。


